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口腔カンジダ症の対処と治療・知識

口腔カンジダ症の対処と治療・知識<口・あごの病気>


●どんな病気か

ヒトの口腔に棲(す)むカンジダ菌という真菌(しんきん)によって、主として小斑点状の苔(こけ)のようなものが生じる病気です。


●原因は何か

カンジダ菌(主としてカンジダ・アルビカンスという菌)の感染で生じます。この菌は、30~40%の人の口腔に常在しているので、体の抵抗力(免疫・感染防御機能)が低下した時や、この菌に効かない抗菌薬を長期に投与された場合に生じます。


通常、高齢者や乳幼児にできますが、糖尿病、がんの放射線治療や化学療法、ステロイド薬や抗菌薬の長期服用、エイズなどの免疫不全症などが誘因になります。また、唾液(だえき)が少なくなる、入れ歯の入れっぱなし、口腔清掃の不良なども誘因になります。


●症状の現れ方

症状はいろいろですが、口のなかに白い苔状のものができる場合(偽膜性(ぎまくせい)カンジダ症)と、粘膜が赤くなる場合(萎縮性(いしゅくせい)カンジダ症)とがあります。多くは偽膜性カンジダ症で、頬、舌、唇の粘膜に乳白色の苔状のものができます。ぬぐうと取れ、その下の粘膜は赤くなっています。放っておくと口全体に広がりますが、痛みはあまりなく、熱などの全身症状もほとんどありません。
 粘膜が赤くなる萎縮性カンジダ症は、入れ歯の下の粘膜に生じることが多く、その場合は義歯性(ぎしせい)口内炎とも呼ばれます。


●検査と診断

病状から診断しますが、カンジダ菌が証明されれば確定します。


●治療の方法

抗真菌薬のうがい薬、つけ薬、時に内服を行います。誘因になるものがあればその除去に努め、全身状態の改善を図ります。


●病気に気づいたらどうする

口のなかを清潔に保ち、消毒力のあるうがい薬を使ってみます。それで治らない場合、また全身状態が悪い場合には食道や肺に広がることがあるので、口腔外科や内科などで治療を受けてください。


●カンジダ症はなぜ発症するの?

カンジタ症(カンジダ症)は、カンジダ・アルビカンスというカビが皮膚内や体内の粘膜で繁殖・増殖することにより発症します。


基本的には、身体の免疫力の低下が発症を誘発しているケースが多いので、日頃の生活環境に気をつけたいところです。また、入院生活が長く必然的に体力・免疫力が低下している場合や高齢者、まだ免疫機能が成長していない乳幼児の場合は特に注意しましょう。


カンジダ症の治療法は基本的に外用薬で対処します。菌(カビ)の存在をまず確認し、菌を培養するなどして確定する事もあるようです。


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